会計ソフト【やよいの青色申告】はオンラインとパッケージ版どっちを選ぶ?

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やよいの青色申告オンラインとパッケージはどっち?

こんにちは!hanaです。
この記事では、やよいの青色申告】の「オンライン版(クラウドソフト)」と「パッケージ版(パソコンにインストールして使うソフト)」の違いと選び方について解説します。

mai

初心者Webライターのmaiさんは次のようなことで悩んでいます。

  • 確定申告のために【やよいの青色申告】の購入を考えている
  • オンライン版とパッケージ版の違いがよくわからない
  • 記帳やe-Taxはオンライン版とパッケージ版どっちが簡単かな?

この記事を書いているhana(hanamaipop)は、2013年7月からWebライターとして仕事を始めました。現在はWebコンテンツ記事執筆や、事務代行などを行うフリーランスとして活動しています。

この記事では、確定申告歴15年のhanaが、フリーランスになったばかりのmaiさんの疑問を解決するために「やよいの青色申告オンライン版とパッケージ版」の特徴や違い、どんな人に向いているのか、について解説します。

会計ソフト「やよいの青色申告」の購入を検討しているライターさんやフリーランスの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

この記事で解決できる内容はこちら!

hana

maiさんの悩みを一緒に解決していきましょう!

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目次

 
弥生会計ソフト「やよいの青色申告」の種類とできること

会計ソフト【やよいの青色申告】はオンラインとパッケージ版どっちを選ぶ?
mai

確定申告のために「やよいの青色申告」の購入を考えている

この記事では、やよいの青色申告の購入を検討しているmaiさんのために、やよいの青色申告パッケージ版を10年以上使用しているhanaが詳しく解説します。

この記事の内容

  • やよいの青色申告とやよいの白色申告
  • やよいの青色申告でできること

会計ソフトの中でも老舗といえる弥生の個人事業主向け会計ソフトには、3つの種類があります。

やよいの青色申告とやよいの白色申告

確定申告には、青色申告と白色申告の2通りの申告方法があります。

弥生にも「やよいの青色申告」と「やよいの白色申告」両方のソフトがありますが、ある程度売上が伸びているなら、おすすめしたいのは青色申告です。それは、青色申告には税制のメリットがあるからです。

青色申告については「電子申告で65万円控除!フリーランスは青色申告で節税しよう」の記事を参考にしてください。

弥生の個人事業向け会計ソフトはオンライン版とパッケージ版があり、以下のように3つのソフトが選択できます

弥生会計の個人向けソフト

製品名やよいの白色申告
オンライン
やよいの青色申告
オンライン
やよいの青色申告24+クラウド
(パッケージ版)
ソフトの特徴クラウド白色申告ソフト。
Windows、Mac対応。
クラウド青色申告ソフト。
Windows、Mac対応。
インストール用ソフト。
Windowsのみ対応。
4人に3人が使っている定番ソフト。
こんな人に
おすすめ
初めて確定申告する人
経理作業が苦手な人
初めて確定申告する人
Macユーザー
会計業務を効率化したい人
伝票・帳簿でしっかりと記帳、申告したい人
税理士と連携したい人
特典1年間無料あり
(ベーシックプラン)
フリープランはずっと無料
1年間無料あり
(ベーシックプラン)
(セルフプラン)
1年目保守サポート無料
(ベーシックプラン)
(セルフプラン)
ソフトは購入(買い切り)
参考:弥生公式サイト

やよいの青色申告でできること

青色申告の条件として、複式簿記による記帳があります。言葉だけ聞くとむずかしく感じますが、簿記の知識がなくても会計ソフトで収支を入力すれば、簡単に帳簿作成ができます。

やよいの青色申告でできること

  • 簿記の知識は不要。家計簿感覚で入力すればOK
  • 収支の入力をすれば各種帳票に反映される
  • 銀行やカード明細などを自動で取り込める
  • 確定申告に必要な帳票がすべて揃えられる
  • 自宅からe-Taxで電子申告できる
  • 困ったときはカスタマーサポートが利用できる

ソフトによって違いはありますが、簡単にまとめると上記のことができます。

私が初めて経理の仕事を始めたときは、収支をエクセルでまとめて税理士さんにお願いしていましたが、そんな手間は必要なく、直接会計ソフトに入力すればOKです。

また、スマート取引取込の機能を使えば、銀行明細やカード情報がそのまま反映されるので、かなりの手間が省けます。
 

やよいの青色申告オンライン版とパッケージ版のちがい

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mai

オンライン版とパッケージ版の違いがよくわからない…

この記事では、「やよいの青色申告」オンラインとパッケージ版のちがいについて解説します。

この記事の内容

  • やよいの青色申告オンラインの特徴
  • やよいの青色申告パッケージ版の特徴

ここではオンライン版とパッケージ版の特徴について解説します。
ちなみに私hanaは、パッケージ版を10年以上使っています。

今回は夫自営の記帳と確定申告処理を通常のパッケージ版で行い、私のライター業についてはオンライン版の1年間無料サービスを利用して記帳から申告まで行いました。

まずはオンライン版とパッケージ版の特徴と「どんな人にオススメなのか」についてお話していきますね。

やよいの青色申告オンラインの特徴

やよいの青色申告オンラインは、クラウドソフトなのでパソコンにインストールする必要がありません。
インターネット環境さえあれば、時と場所を問わず、WindowでもMacでもログインして利用できます。

やよいの青色申告オンラインの料金

スクロールできます
やよいの青色申告オンラインセルフプランベーシックプラントータルプラン
1年目の価格(税抜) 1年間無料1年間無料   12,000円
2年目以降の価格(税抜)  8,800円13,800円   24,000円
出典:やよいの青色申告オンライン
hana

サポート付きベーシックプランが1年間無料なのは助かりますね!

初年度無償キャンペーンを利用して申し込んだ場合でも、契約終了月の前月末日までにサービス継続利用の停止、またはプラン変更が可能です。更新前にはメールが届くので、それまで使ってみて次年度の契約更新を決めればOKです。                                参考:やよい製品サポート

私の知る限り、いつもはWebFAQのみ利用可能なセルフプランで初年度無償キャンペーンが行われていますが、今回(2024年1月現在)は電話やチャット、メールなどで操作質問ができるベーシックプランも1年間無料なので、初めての会計ソフト、初めての確定申告という人には助かりますね。

  • スキル
    ・初めて青色申告をする人
    ・簿記について知識が少ない人
    ・Macを使っている人、複数の端末で使いたい人
  • イメージ
    ・シンプルに家計簿感覚で使いたい人
    ・経理作業を自動化、効率化したい人
    ・経費の現金払いが少ない人
    ・帳簿だけでなくグラフ化したい人
  • サポート
    ・電話・メール・チャットサポートを利用したい人
    ・1年間無料で試してみたい人

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やよいの青色申告パッケージ版(ダウンロード版)の特徴

やよいの青色申告パッケージ版(ダウンロード版)は、年度ごとに更新されて「やよいの青色申告24」のような名称になります。

初年度にライセンス認証の番号などが記載されたパッケージ版を購入、またはダウンロード版を弥生の公式サイトから購入し、パソコンにダウンロード・インストールして使用します。(対応OSは、Windowsのみ)

やよいの青色申告パッケージ版の料金 ※あんしん保守サポートプラン付き直販価格

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やよいの青色申告セルフプラン付ベーシックプラン付トータルプラン付
初年度優待価格14,000円14,000円26,000円
出典:やよいの青色申告24

弥生オンラインストアの取り扱いは、ソフト購入と同時に加入できる「あんしん保守サポート」の初年度優待価格のみです。オンラインストア以外で購入する場合はオープン価格となり、地域や店舗で価格が異なる場合があります。

あんしん保守サポートプランの料金

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やよいの青色申告(パッケージ版)セルフプランベーシックプラントータルプラン
1年目の価格(税抜)  無 料無 料   12,000円
2年目以降の価格(税抜)  8,800円13,800円   24,000円
出典:やよいの青色申告24

パッケージ版(ダウンロード版)ソフトは買い切りなので、2年目以降は安心保守サポートの料金のみを支払います

やよいの青色申告パッケージ版はこんな人におすすめ

  • スキル
    ・青色申告の経験がある人
    ・簿記の知識がある人
    ・Windowsパソコンの人、使用するPCが決まっている人
  • イメージ
    ・振替伝票で入力したい人
    ・帳簿でしっかりと管理したい人
    ・現金払い(手入力)が多い人
    ・グラフは必要ない人
  • サポート
    ・サポート無しで記帳、申告できる人(セルフプラン)
    ・1年間無料で試してみたい人

サポート付き初年度優待価格で購入可能 !!/

 

やよいの青色申告VSオンライン【記帳から確定申告処理まで比較】

yayoi-online-package
mai

記帳やe-Taxはオンライン版とパッケージ版どっちが簡単かな?

この記事では、やよいの青色申告オンラインとパッケージ版の使い勝手について、実際に記帳からイータックス処理をしてみた結果をもとに比較解説します。

この記事の内容

  • 取引入力に関する比較
  • 帳票に関する比較
  • ソフト全体の比較

今回、私は10年以上使っているパッケージ版で夫自営の記帳と確定申告処理を、自分のライター業については無料お試し期間で使っているオンライン版で同じく処理を行い、それぞれを比較してみました。

実際の使い勝手について、入力・帳票・バックアップ等の項目に分けてお話していきます。

取引入力に関する比較

やよいの青色申告_取引入力の比較表

PC汎用性

OSについては、パッケージ版はWindowsのみ、オンライン版はWindows、Macの両方に対応しています。また、オンラインの方はアプリでも入力が可能なので汎用性が高いです。

使えるパソコンについても、パッケージ版をインストールできるパソコンは2台なので、記帳入力できるパソコンが限定されますが、オンライン版は台数制限がなく、インターネット環境があればログインして作業ができます。

入力方法

入力方法については、家計簿感覚で入力できる「かんたん取引入力」なら大きな違いはありません

ただし、振替伝票入力については、パッケージ版の方が断然わかりやすいです。
これは個人的な意見ですが、以下の2つの点が大きな理由です。

・パッケージ版の入力画面に慣れている
・既にこれまでの取引が登録してある

また、同じ弥生のソフトでありながらオンラインとパッケージ版の入力画面が違いすぎるのが、私にとっては一番のデメリットでした。

スマート取引取込

スマート取引取込については、オンラインの方がスムーズでした。
というのは、パッケージ版は別画面で取込を行い、ソフトにアップロードするという手間があるからです。

スマート取引取込は、取引のある銀行やクレジットカードを登録すれば自動的に取込んでくれるので、入力の手間が減らせます。ただし、予測された勘定科目が入っているので、違っている場合は訂正が必要です。

帳票に関する比較

やよいの青色申告_帳票の比較表

帳簿・レポート

確定申告で提出する書類は「青色申告決算書」と「確定申告書」ですが、青色申告は複式簿記が条件なので、そのほかにも帳簿が必要です。

青色申告に必要な帳簿の種類

  • 仕訳帳  …日々の取引を発生順に記録する帳簿
  • 総勘定元帳 …取引を勘定科目ごとに集計する帳簿
  • 現金出納帳 …日々の現金の入出金を発生順に記録する帳簿
  • 預金出納帳 …普通預金や当座預金などの入出金を記録する帳簿
  • 売掛帳 …売上(未入金を含む)に関する取引を記帳する帳簿
  • 買掛帳 …仕入(未払を含む)に関する取引の内容を記帳する帳簿
  • 経費帳 …仕入を除いた経費を発生順に記帳する帳簿
  • 固定資産台帳 …事業のための減価償却資産を管理する帳簿

これらの帳簿はパッケージ版、オンライン版のどちらも作成できます。オンライン版については、レポートとしてグラフでも確認できます。

PDF保存

パッケージ版はソフトを立ち上げて帳簿を選べば見ることができ、ソフトで保存されています。オンライン版は、帳簿をダウンロードしてPDF保存できます。

総勘定元帳の印刷

元帳印刷は、パッケージ版は科目ごとに印刷するか、印刷設定で「全ての勘定科目を印刷する」または「選択」して印刷します。

オンライン版は一括ダウンロードがあるので、まとめて印刷できます。

ソフト全体の比較

やよいの青色申告_ソフト全体の比較表

バックアップ

パッケージ版はパソコンで保存・管理していますが、パソコンにトラブルが発生すると帳簿データがすべて消えてしまいます。
そのためあんしん保守サポート」に加入しているユーザー向けに、バックアップ用のオンラインストレージ「弥生ドライブ」が提供されています。

オンライン版は自動でクラウドに保存されるので、何もする必要がありません。これは安心ですし、大きなメリットだと思います。

アップデート

パッケージ版は処理年度ごとにアップデートが必要です。

法改正などのシステム変更や年度更新など、その都度アップデートが必要ですが、オンライン版はその必要がありません。

確定申告・イータックス処理

パッケージ版は、記帳完了後、メニューから選んで確定申告・e-Tax処理を進めていきます。
その際に入力漏れや食い違いなどがあればメッセージで表示されますが、記帳画面に戻って確認する必要があるなど少し手間がかかるので慣れていないとわかりにくいと思います。

一方、オンライン版は項目ごとに質問形式で問いかけに答えるように進めていくので、初心者でも問題なく進められると感じました。

全体評価

入力・帳票・バックアップなど、ソフト全体を比較した結果、

  • やよいの青色申告オンラインは初心者にも使いやすいソフト
  • やよいの青色申告パッケージ版は会計知識がある人に使いやすいソフト

という評価になりました。なので、初めて記帳をする人にはオンライン版がおすすめです。

どちらのソフトも1年間無料なので、使ってみて確かめるのが一番良い方法です。
実際に私も無料だったから試してみました。

1年間無料で使える!インボイスにも対応

  
 

会計ソフト【やよいの青色申告】はオンラインとパッケージ版どっちを選ぶ?【まとめ】

会計ソフト【やよいの青色申告】はオンラインとパッケージ版どっちを選ぶ?

 
この記事では「会計ソフト【やよいの青色申告】はオンラインとパッケージ版どっちを選ぶ?」について解説しました。

やよいの青色申告とオンライン選び方のポイント

・青色申告や会計ソフトが初めての人にはやよいの青色申告オンラインがおすすめ
Macを使っている人やいろいろな場所で使いたい人もオンラインがおすすめ
・会計知識がありキッチリと帳簿付けしたい人にはパッケージ版がおすすめ

hana

それぞれの特徴を理解して最適なソフトを選びましょう!

mai

私は初めてだからオンライン版を選びます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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